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空飛ぶバイクと空中浮揚
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    JUGEMテーマ:社会問題

     

    2月26日のNHKクローズアップ現代で放送された「スタートアップの光と影 〜空飛ぶバイクはなぜ破綻したのか」<https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote88/>は面白かった。空飛ぶバイクは商品としては未完成で飛ぶためには風のない環境が必要なのにすぐにでも商品として売り出せるというような過大な宣伝をして資金を稼いで、そのことが露呈して破産したということだ。私がこの話を聞いていて思い出したのはオウム真理教の麻原彰晃の「空中浮揚」だ。麻原は修行により空中浮揚が可能だと飛んでいる「瞬間」の写真を宣伝して、こういった超能力に惹かれる若者を惹きつけていったのだが、おそらく身近にいたものはその事実を知りながら、全体としてのオウム真理教の物語を維持するために、空中浮揚を可能だとしていたのだろう。私は宗教が人と人との関係を直接的にコントロールする性質に危険性を感じる。空飛ぶバイクの場合、飛ばないことが露呈してしまうと資金の投資が途切れてしまい、その物語は(たとえ多少の可能性はあるにしても)続かなくなってしまう。それだけの冷徹さが人と人との関係を貨幣が媒介する資本主義には存在する。物神性とも言えるこの力は、人と人との直接的な関係を大きく変容させ、空飛ぶバイクの「信仰」は破綻する。一方資本主義の冷徹なルールから距離を置いた空中浮揚を信ずる集団では、組織の人間関係の維持が優先され、暴力的支配が行われる。実際のところスタートアップを支援する日本の社会のシステムは政府のサポートとしていろいろあるのだが、こちらは結構人と人との関係が影響する。国のシステムでは一旦支援を始めると、失敗だったとはなかなかいえないので、打ち切る場合も何らかのポジティブな評価が必要になる。それがないと見込みのないプロジェクトにズルズルと支援が継続されることになる。DNAワクチンなどはその例でだろう。コロナで結局実現性(臨床的な使用可能性)のなさが露呈するわけだが、これもある意味最終的に大きな資金を投下することによって、資本の評価を明確にしたとも言える。こういったことがないと人と人との関係の直接性によって、訳のわからない物語も持続してしまう。その意味で私は物神性を疎外とは捉えられない。人と人との直接の関係性こそ我々を阻害するのではないのだろうか。これはもう少し詰めていきたいと思っている点だ。

    | 宗教 | 07:55 | comments(0) | - |
    落とし穴:詐欺サイト
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      JUGEMテーマ:社会問題

       

      普通遭遇しないのかも知れないが、ヤフオクで茶道具を欲しいと思い調べていたら、ヤフオクの最低額よりも安く売られているサイトがあることに気づいた。FuzhpとかPrinteraとかMont Blancとか言ったサイトで、ヤフオクと同じものが安く出ている。そのうちの一つに名前、電話番号、生年月日、住所を送信してから、やはりおかしいかと思い、ネットをチェックしたら、詐欺サイトで個人情報を手に入れるのが目的という。クレジット情報は入れる前に気づいたのだが、なんか悪さに使われてしまうだろうか。

      商品写真、説明は全くヤフオクのものと同じで、勝手に利用しているのだろう。うっかりいろんなところで安く出しているのかと、最初は思ってしまったが、値段もバラバラだし、まあ落とし穴でしょうね。よくみてみるとURLも怪しい。と思って調べてみると<https://sagi-log.com/printera/>

      というサイトがあり、怪しいURLの見分け方を書いてある。その通りだった。

      その他個人情報が漏洩した場合、被害として起こりうることも

      <https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/sodan/kinkyu/20140312.html>

      などに書いてあった。一応私が見つけたヤフオクのものが売り出されていることになっている怪しいサイトは以下三つありました。

      <ttps://fto.involvedgold.top/index.php?main_page=shopping_cart>

      <ttps://srinpv.irishmaster.shop/index.php?main_page=product_info&products_id=6486>

      <ttps://fuzh.pctstem.top/>

      一応自動で飛ばないようにhを除きました。top,shopなどが使われていますね。気をつけましょう。

      | 社会問題 | 16:19 | comments(0) | - |
      買取業者評価
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        JUGEMテーマ:社会問題

         

        三年前に両親が亡くなって以来、いろいろやってきたが、こういった経験も時間が経つと忘れてしまうだろうから、少し記録しておかないといけないと思った。2021.10.09に一部遺品の処理について書いてあるが、その後もいろいろ経験を積んで、買取業者はそれなりに勉強させてもらったので、記載しておこうと思う。

        まずネットで調べると宣伝が上位に出てくるので、そのまま信じるのは危ない。出張買取は特に家に入り込み、貴金属はないかと尋ねることが多いようだ。私は親の着物などを売れないかと思って、テレビなどでも宣伝している大手に見てもらおうと考えた。バイセルは買取業者でも上位に出てくると思われるが、着物は小柄なのと多分いいものがなかったためか、引き取らないと言われた。ただ調べている最中に和物のアクセサリーで金のものを見つけ、こちらは買い取っていった。毛皮も見せたが、今はワシントン条約もあり、なかなか売れないと言われ、二束三文で売ることに。あまり価値がわからないアクセサリーがあったので、見てもらったところ、金のものがいくつか出てきて、外国で買ったと思われる宝石も見せたところ買い取るという。まだ慣れていなかったので、そんなものかと思って、買い取ってもらったが、後でバイセルから電話がかかってきて、訪問した人の対応はどうかとチェックが入った。またクーリングオフの条件も教えてもらえた。正直なところ、後でネットで売ることに決めた金貨の値段が、1/10ぐらいだと気づき、これを含む何点かをクーリングオフした。実はその後クーリングオフの条件などを説明を受けたのはバイセルだけで、直後はずいぶん買い叩かれていると思ったのだが、値段はどうも似たり寄ったりだと思う。結局金が価格もはっきりしているので、その時の金価格とネックレスなど重さが測りやすいものに対する、買取価格を見ればその業者がどの程度の価格を提示しているかがわかる(ネットに載っている買取価格は全く当てにならない)。金でも18金を買取の場合、14金と計算するとか言ったり、海外のものは1ランク下の評価になりますとか、買い叩かれる。そう言った点では貴金属はメルカリなどの方が、高く売れる可能性はあるだろう。

        自宅での買取はミシンを売ろうと思って出張買取エコという業者に見せたが、三菱のもののみ引き取っていった。もう一件海外もののものは引き取らなかった。同時にペンタックスのアナログカメラも引き取ったが、合わせて1000円でなんでも買い取るわけではない。まあどうせ粗大ゴミで出せばお金がかかるので、良かったが。出張買取で、もう一つ頼んだのは福ちゃんでこれは食器の買取を頼もうと思ったからだ。ウェッジウッドなどのブランドものは買い取っていった。この時は事前にHikakakuで同じものを出してみたが、他の業者にに比べて、福ちゃんは結果的には高めの買取価格だった。ただ食器のブランドは結構絞り込んでいて、日本のものもブランド以外は買い取らない。Hikakakuはオンラインで写真などを出すと買取価格を提示してくるのだが、直接電話してくるのもいて、面倒くさい。福ちゃんに比べても高めの値段を言ってきたところもあったが、ネットで調べた限り、実績もなかったので、やめて良かったと思う。自宅に入り込むのを目的にしている可能性も大。福ちゃんはアクセサリーも見るというので、ネクタイピンなども基本まとめていくらで買い取ってもらった。銀製のものもあったが、これは今はあまり値がつかない。

        なんぼや(白山店)はアクセサリーのチェックをしてもらいにいって、金製品をいくつか確認してもらって、買い取ってもらったが、基本金自体の1/10のレベルの買取価格だったと思う。エコリング(小石川店)は結構いろんなものを買い取ると言っていて、月によって、ものによる強化買取などをやっている。掛け軸を買い取るというので自分の評価では価値なしと思っていたものも、少額だが買い取ってもらった。壊れた時計とかも買い取ってもらったが、全体にエコリングは買取価格は安いが、リピート率は高いというのはわかる。万年筆もモンブランやパーカーを買い取ってもらったが、これらはブランドだけでなく、ペン先が金だということもあるのだろう。祖父の昭和初期の従軍徽章が見つかり、これを買い取るという業者が巣鴨に店を開いていたので持って行った(買取むすび巣鴨店)。メルカリに出ているものの1/3ぐらいだったが対応が良かったので、翌日ノンブランドのアクセサリーと昭和初期の万年筆を持って行った。対応したのは別人だったが、万年筆の一つはK14の刻印があったが、それに触れず全部まとめて1万円と言っていたが、値段交渉をしていたら15000円になった。どうもアクセサリーの中にいいものがあったのかもしれなく、アクセサリーをまとめてというところにこだわっていた。対応は悪くないのだが、ここの業者の問題は買取商品受付証など書類を2度ともよこさなかったことだ。少なくとも他の業者は買い取ったものに関して、受取証は出したのだが。クリーングオフの説明はバイセル以外は全くない。

        日本人形やこけしはなかなか買取手がなくて困っていたら、ネットでコヤッシュとかいうところが、買取する何社かの一つに出てきて、オンラインで申し込めるので申し込んだ。ところが出張日を決める電話でガラスケースは引き取れないと言われ、仕方ないかと思ったのだが、ネットを見直すと、ガラスケースを引き取るのも売りにしている。さらに評価を見たら、驚くほど悪い。1.X?!。ゲンナリしてキャンセルした。おそらく引き取り手のないものを引き取ると言って家に入り込むのを目的にしているのだろう。

        というわけでいろいろ買い取りに関しては経験を積んだ。ブランド物をこんな高額で買い取ってもらったとかいうのを羽鳥さんのモーニングショーなどでもやっているが、私の経験ではまずない(私は買取大吉の経験はない)。ブランド物ならすぐ売れるから比較的高額で買い取れるのかも知れないが、新聞に挟まれている広告と同じで、最もいい例を客寄せのために出しているのだろう。

        あと希少品はメルカリなどに出した方がいいのかも知れない。Maria Stranskyのバックをバイセルにスルーされたので、価値ないのかと思い、メルカリに出したら、すぐ売れたのだが、直後にコメントが入りそのデザインは希少なもので、一桁価格の付け間違いをしたのかと思ったと言われた。まあ商品交換とはなかなか難しいものだと改めて勉強させられた。個人的経験だが、参考にしてもらえれば幸いです。

        | 終活 | 15:54 | comments(0) | - |
        安倍氏国葬と岸田内閣の再生方法
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          JUGEMテーマ:社会問題

           

          本日元首相安倍晋三氏の国葬が行われる。戦後唯一の暗殺された元首相・現役政治家である。もしこの暗殺が単純な政治的な意図に基づくものであったなら、民主主義を守るという意味でも国葬は国民の支持を受けたであろう。ところがこの暗殺はその直後から意図が私怨に基づくものであることが明らかになった。すなわち自分の生活を破壊した母親が所属し、献金によって家族の生活を破壊した旧統一教会への私怨を、その関係者である(ビデオメセージなどを送るなどして、旧統一協会を直接・間接に支援してきたと暗殺者山上徹也容疑者が解釈した)安倍晋三氏に向けただけだった。ところがこのことが暗殺直後から自民党の多くの議員と旧統一教会、さらには安倍氏周辺の右派文化人との関係をも暴き出すことになってしまった。統一教会、原理研究会、霊感商法、合同結婚式、懐かしい言葉が次々と出てくる。オウム真理教より以前にカルト宗教集団の実態を表に出した、宗教団体が再登場したのだ。なんと統一教会は「世界平和統一家庭連合」と名前を変えて生き延びていたのだ。オウム真理教の残党が名前を変えていったのと同じように。そしてこの改名にも文部科学大臣だった下村博文の関与が疑われている。安倍内閣である。旧統一教会が国内の他の新興宗教レベルであれば、これほどの反発は買わなかっただろう。逆説的だったのは信者から多額の献金をさせるメカニズムが信仰の教義に基づき、その教義とはアダム国家韓国へイブ国家日本が奉仕するのは義務だとする「反日」性である。安倍晋三氏ら日本の右派はずっと「反日」「自虐史観」を批判してきたのではなかったっけ?この欺瞞性に国民は気づき怒っている。当然のことである。しかしこの反日は反「日本国民」である。安倍氏らの「反日」は反「日本国家」であり、この日本国家は彼らの既得権益を守るための組織にしか過ぎない。だから旧統一教会が反日本国民的教義によって日本国民から献金によって搾取(ちなみにこのお金は韓国民に送られるわけではなく、旧統一教会の宗教指導者文鮮明及びその家族に送られるだけなのだが)を行っても、安倍氏らはこの集団を支持してきたのだ。このことを知った国民は当然のように安倍氏の国葬に疑問をいだいた。自民党の中からも村上誠一郎氏のような安倍氏を「国賊」という人まで現れた。村上氏は「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」といったとされるが、冷静に考えれば、安倍内閣の長期政権は日本の財政経済をアベノミクスによって破壊し、文部科学政策によって日本の科学技術力の低下をもたらし、さらに森友学園をめぐる公文書改ざんや加計学園問題、「桜を見る会」問題に見られ、さらにオリンピック疑惑に波及しようとしている政治・道徳の腐敗をもたらしたのだ。安倍氏の「美しい国、日本」とはこれだったのかと、これを国民はもううすうす感じているから、国葬に反対する。

          総理大臣岸田氏はこの展開を大きく見誤り、早期に国葬を決めたために、支持率の急速な低下をもたらしている。では岸田氏はこの状況を改善する妙手はあるのか。ある。旧統一教会の宗教法人格を剥奪することである。いま国民が感じているのは、自民党がいくら議員一人ひとりが統一協会を縁を切るといっても、どうせ裏でなにかして、選挙を手伝さわせたりするのだろうと、疑っている。自民党の代表として岸田氏が思い切って、旧統一教会の宗教法人格を剥奪を提起すれば、安倍氏存命であれば、これはあり得なかったであろうことを行ったとして、このまま国民の支持がジリ貧になっていくことを避けることができるだろう。岸田氏はその判断ができるか。この声を聞くことができるか。

          PS:その残念な政治的成果ではあるが、安倍氏個人が不幸な死に至ったことは残念である。政治は言論によって、コントロールされるべきである。安倍氏の冥福を祈るとともに、言論をベースとした民主主義の発展を故人に見てほしいと思う。

           

          | 社会問題 | 05:19 | comments(0) | - |
          NHKスペシャル「横綱白鵬・孤独の14年」を見て
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            JUGEMテーマ:社会問題

             

            NHKが今日放送した「横綱白鵬・孤独の14年」を見た。日本の国籍を取りながらも終始外国人として扱われ、横綱の地位にあるための苦悩の相撲も横綱らしくないと批判されたということがよく理解できるいい番組だった。思えば日本で活躍する「外国人」に対して日本の国技で頂点を極めて、日本国籍をとったにもかかわらず、外国人力士のレッテルをずっと剥がされない。この逆にアメリカ国籍をとって日本国籍を失った今年のノーベル物理学賞の真鍋淑郎氏に対しては、「日本人」がノーベル賞をとったと「日本人」は喜ぶ。このどちらも育ちより生まれを重視する日本の特徴が明確になっている。アメリカは真鍋氏の能力を最大限発揮するように支え、まさか日本出身のアメリカ人がノーベル賞をとっても、純粋にアメリカ出身者が取れないのは不愉快だと思うことなどもないだろう。もともと移民の国なのだ。似たような生まれ重視が、真子さんの結婚に関しても影響を与えてきたのかもしれない。小室さんの出身は皇室との結婚にふさわしくないというわけだ。私も小室文書などから小室氏が本当にいい人かどうかについては疑問を持ってはいるが、すくなくとも真子さんにとってはいい人であり、皇室の人にとっても、人生に全く自分の選択ができないのであれば、「生まれてこないほうが良かった」という反出生主義が皇室にも生ずるだろう。美智子元皇后や雅子皇后がマスコミからのデマ攻撃に精神的にも傷ついたのも、一般人が皇族になる(自らの決断)というプロセスで起こっている。「生まれ」という本人にとってどうしようもないことに重きを置く、日本の「最近」の傾向は「育ち」=本人の努力を著しく阻害するだろう。もともと大和朝廷の頃から日本は大陸からの移民の優れた技術によって進歩してきたのではなかったか。もっと努力をしている人に敬意を払わなければ、この国の未来がなくなる。

            | レビュー | 22:52 | comments(0) | - |
            親が亡くなったら(III):ガン保険
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              JUGEMテーマ:社会問題

               

              親の死亡原因は両親ともガンと認知症だった。90を超えており当然の結果といえる。母親は近くの民間病院で呼吸苦を訴えて入院した際、原発不明の転移性肺癌と判明。いったん自宅で療養中に、父親が肺炎を起こした。胸のレントゲンでは誤嚥性肺炎だろうということだったが、治療効果もなく母親より先に死亡。死亡診断書は肺炎による死亡とされた。ところが他院で病理解剖を行ったところ前立腺癌の転移が認められた。父親は以前基底細胞がんという皮膚ガンになり、がん保険が降りていたことを思い出し、手続きをしようと受持医に生命保険の死亡診断書の死亡原因に前立腺癌をいれてほしいといったところ、自分のところで診断していないので、できないという。そこで病理診断書を持っていって、病理解剖の所見をくわえてほしいといったところ、驚いたことに生前とった全身CTで前立腺癌を指摘されており、こちらを書いておきますといわれた。こうなると、病理解剖をしていないとがん保険は降りずにバカを見るところだったとわかった。父親に続き母親も死亡したが、こちらは転移の原発が大腸にあったが、生命保険の診断書は原発不明転移性肺癌でそのまま簡単に通った。

              結論:がん保険は生前に診断されていないと治療費関連は出ないので、できるだけ、全身CTなどはやってもらったほうがいい。がん保険は死亡診断書のどこか(主原因でなくても)に癌を指摘されていることが必要で、病理解剖の結果があれば効力はあるだろうが、保険による治療費は出ない(治療の段階でガンと診断されていないからという理由で)。ただガン保険によって治療費以外の降りるお金は出る可能性がある。というわけでガン保険に入っている高齢者は直接の死因が癌でなくてもガンの可能性を疑って検査をしてもらったほうがいい。この保険が利用できるかどうかは医者と病院のレベルによるということが今回よくわかった。

              | 社会問題 | 12:14 | comments(0) | - |
              親が亡くなったら(II):相続ビジネス
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                JUGEMテーマ:社会問題

                 

                両親が続け様になくなってから10ヶ月になる。相続税の払込の期限が来る。不動産とか株とかの整理などはとても素人にはできないので、銀行の遺産整理に依頼した。まあこれは仕方ないが、結構お金がかかる。結局相続ビジネスというジャンルがあるのだということを痛感。

                遺品の整理も面倒で、部屋の整理をしているととても素人では出し切れない、大型の家具(ベット、マッサージチェア、タンス、布団などもゴミ袋に入り切らないと出せない)などがあり、邪魔なのでまず一部処分しようと、業者を探す。色々あったが、まあネットで評判の悪くなさそうなのを選び、無料見積もりというようなところ(エコピット)に電話した。搬出予定のもののリストを言ったら、8万円ぐらいと言われた。実際来てもらったら(男女一人ずつが来た)、結局サイズなどと追加したものなどもあり、12万強かかった。小銭が出てきたのをきちんと申し出たのは良かったか。最近遺品整理中にタンスにあった700万円あまりを盗んだ<https://news.yahoo.co.jp/articles/8d743924a2a4ce59574d7c169c88307e774e9eb5>という記事もあり、それこそタンス預金などもあるだろうから、全部人に任せるのは危ない。

                母親の持っていたぬいぐるみの処分もどうしようかと思った。そのまま捨てるとお金はかからないが、「NPO法人もったいないジャパン」に送った。送料はこちら持ち。使わなかった年賀はがきなども換金できるとかで一緒に送った。なんの受け取りの連絡もない。

                両親の衣服も、そのまま捨てれば無料だが、これもなんかの役に立たないかと「古着でワクチン」というところに送ってみた。こちらは専用の送付用袋を購入することが必要で一袋3300円、かなりはいる。これによる佐川急便の送付代無料。すでに3袋送り、さらに送付用袋を3袋追加した。こちらも送付後なんの連絡もない。おそらく袋代(ワクチン何回分とかかいてあったが)だけで最低限のペイするシステムなのだろう。まあ結局こちらの気持ち(単に無駄にしなかったという)の問題のような気がする。ただ整理する過程で、ポケットに入っていた現金を見つけたりしたので、かかった経費は取り戻せたかも。

                父親はカメラが趣味だったので、色々カメラが残っていた。デジカメなど12点ほどを秋葉原の「カメラのキタムラ」にもっていった。1点50円。トータル600円だった。時間待ちに使った喫茶店代にも及ばなかった。

                メガネもやたら出てきた。これも下取りするようなことが書いてあるので、新宿あたりのメガネ店に持っていったが、対象でないと言われ、大黒屋でもいらないと。どうやらこれは貴金属狙いらしい。そういえば遺品引き取りのリストの中に入れ歯が書いてあったりするが、これも金歯狙いなのだろう。義理の息子の歯科医が「入れ歯を遺品として持っておくこともありますよ」といっていたが、これはその道のプロだからだろう。一応金歯のついた入れ歯があったので遺品としてとっておくことにした。なお母親のブランド物のサングラスはメルカリで売れた。

                時計もたくさん出てきた。どれも動かない。おそらく電池切れ。ブランド物だったので、白山の「なんぼや」にもっていってみた。LIneの見積もりでは3000円と言っていたのが、対面で2500円。グッチの時計が2000円とかいわれ、他は二束三文。結局3000円で売ったが、あとで家族からグッチは同じものが36000円でメルカリで売れていると言われ、電池交換をすればよかったと後悔。

                とまあ相続ビジネスを色々経験させてもらった。

                | 社会問題 | 07:04 | comments(0) | - |
                映画:パンケーキを毒味する
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                  JUGEMテーマ:映画

                   

                  前から見たいと思っていたが、上映館も少なく見る機会がなかった「パンケーキを毒味する」をアップリンク京都でみた。もうすでに菅の退陣は決まってしまった今、この映画で示される、権力を隠然と振りまわる、「怖い」イメージが若干なくなってしまった。人事で脅し、マスコミを脅し、取り込み、権力を持っているものの、その使う方向を誤り、コロナ危機に対応できず、日本のすべての領域でG7最下位という没落にも対応のできない権力者。結局映画化された時点では予想もされていなかったが、自民党党内人事で権力維持を図るも選挙で落ちることを恐れる自民党議員の反発を買い、総裁選不出馬を宣言せざるを得なくなった。元はと言えば、権力を私物化した安倍政権のつけを払ったようなものではあるのだが。その安倍政権を支えてきて握った権力であったので当然といえば当然。選挙の結果を恐れる自民党議員の心理は少なくとも民主主義の再生力の可能性を残しているが、国民はその力を活かせるだろうか。自民党内の見せかけの「政権交代」でまたごまかされてしまうのだろうか。

                  | 映画 | 17:40 | comments(0) | - |
                  今や日本の恥を晒す「反日」オリンピック開催となってしまった!
                  0

                    JUGEMテーマ:社会問題

                     

                    以前安倍元首相一派がオリンピク開催に反対するのは反日だと言っていたと記憶するが、この間の東京オリンピック開催をめぐるスキャンダルはまさに日本の恥を晒す「反日」オリンピック開催となってしまった。本年2月3日組織委員会森喜朗会長が女性蔑視発言発覚により辞任。3月18日女性タレント容姿侮辱が発覚で開閉会式の企画演出統括者佐々木宏辞任。7月19日過去の障害者いじめ発言発覚で開会式楽曲制作担当小山田圭吾辞任。7月22日ユダヤ人大量虐殺をコントの題材とした侮辱発言発覚で開閉会式のショーディレクター小林賢太郎解任。要するに我が国が五輪の求める多様性を認める社会でないことを見事に世界に発信してくれた。この辞任・解任された連中は必ずしもこれまで公的に選任されてきたわけでもない人がいるようだ。要するにオリンピック延長で混乱のさなか仲間内で集まった連中がこういった方向性を持っていた可能性があり、まさに今の日本はこういった国際的な常識から程遠い連中が中枢に入り込める状態になってしまっているということだ。それをまさに世界に発信したという点で日本の恥を晒した「反日」的な出来事ではあるが、日本人にとってはまさにこれが日本の現状であることを自覚できた、言葉だけの「安全・安心」なオリンピックなどと言ったものではなく「反省」のオリンピックがまさに開催されようとしている。そして科学的知見を無視する菅政権のもとで我々は忖度なしのコロナの感染爆発を経験することになるだろう。オリンピックにスポーツマンがそれまでの努力を発揮しようとすることには敬意を表したいが、コロナ対策で十分現地に慣れることもない外国人選手より、我が国の選手が有利になってメダルを多く取れたとしても、それはまたフェアーではない気がするがどうなんだろう。

                    | 社会問題 | 18:01 | comments(0) | - |
                    レビュー:トゥルーノース
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                      JUGEMテーマ:映画

                       

                      京都シネマでトゥルーノース<https://true-north.jp/>をみた。きた調整の強制収容所から脱北した人がTEDでその実態を話すというストーリーだが、どこまでが本当かはわからない。TEDで話したのか?それにしても北朝鮮の体制の不条理になんらかの対応を取ろうとしたものー主人公の父親が失踪してしまう、その家族は強制収容所へ。ここではまた人間のプライドを失わせるような収容所生活が待っており、家族は子供のうちから労働に従事させられる。乏しい食料で餓死するものも少なくはない。その中で生き残っていた主人公とその妹、友人が脱獄、脱北を試みて、愛し合う妹と友人だけが脱北できたという話だ。まあ多分これはリアルなのだろう。北朝鮮のような全体主義、専制主義の国家がいったどのようにして崩壊するかはよくわからないが、権力を握っている金正恩、その家族、労働党幹部、軍部は共通の利益を守るために、まさに搾取をし続けるだろう。こういった不条理な社会の方が安定化してしまうということに恐ろしさを感じる。基本的には東欧の崩壊の時のように、住民が逃げ出すような事態にならない限りは専制国家は崩壊しないのか。

                      | レビュー | 19:08 | comments(0) | - |
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