2020.11.14 Saturday
異才 辻晉堂の陶彫@美術館「えき」
JUGEMテーマ:展覧会
京都駅の美術館「えき」で陶彫家の辻晉堂の生誕110年を記念した展示があるというので見てきた<https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2010.html>。とはいえ実は知らなかったのだが、陶彫でも抽象的で、背景に禅があるということに惹かれた。辻が師事していたのは曹洞宗の禅僧、岸澤惟安。辻自身、曹洞宗に帰依し、1938年に得度。晉堂と改名している。惟安が「忘れるだけ忘れてしまって、そして残ったものを表はせ」が作品に反映していると言うが、なるほどそうかも知れないとは思える。京都は禅宗の寺も多いが、あまり近現代の芸術家に影響を与えたという話は聞かないが、臨済宗が多いせいだろうか。惟安の言葉自体は曹洞宗独自とは思えないが。<https://www.outermosterm.com/aichi-prefectural-ceramic-museum-shindo-tsuji/>このサイトのほうが展示されている作品を紹介しているかも。