JUGEMテーマ:奈良の寺社仏閣
吉野の紅葉と金峯山寺の本尊御開帳と、役行者霊磧札所出開帳と求めて、吉野へ。紅葉はところどころきれいだが、山一面とか言うようなものではない。まず金峯山寺の蔵王堂に本尊を見に行く<https://www.kinpusen.or.jp/niomon/index.html#special>。とその蔵王堂の周りに役行者ゆかりのお寺36箇所の御朱印所が。どうもこれはこれで巡礼をするひともいるようで(巡礼コースらしい)、京都だと聖護院、醍醐寺なども入っている。持っていた御朱印帳を使うとあっという間にいっぱいになりそうだし、書いてもらっていくとかなり時間がかかりそうだ。お金もだが。結局後でもらっておけばよかったと後悔するのが嫌で書き置きを次々ともらっていった。専用の御朱印帳が入り口で売っていたが、売り切れで、申し込みできるというので、これもオーダー。御朱印というのもやはり一種のaddictionで沢尻エリカを馬鹿にできない。蔵王堂の御本尊はなかなか立派でこの36箇所を回ったあと、本堂でお目にかかれるというコースが極めて良くできている。この36箇所の合同大護摩供が午後あるというのでそれまで脳天大神という、名前に惹かれる神社にいってみることに。腰から上にご利益があるというのだが、400段の階段を降りていくことになり、いきはよいよいであったが、帰りはかなり疲れて、大護摩供の会場まで最後の少しの階段を登る気力がなくなり、またまだ少し待たなければならないのにも耐えられなくなり、退散した。後で気づいたのだが御朱印帳の注文書に全御朱印を押してあるものも注文できるようになっていた。値段は一つ一つもらっていくのと全くおなじになっていた。役行者の信仰が今ひとつわからない巡礼であった。