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3.11東日本大震災から9年
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    2011年3月11日午後台湾からの研究者と話している最中に居室が揺れだした。たしかその前日か前々日あたりにも大きな揺れがあったので、大丈夫だよ、といってなだめていたが次第に強くなり、これはひょっとしたらと思ってその研究者と一緒に机の下に避難したのを思い出す。帰宅は都心に向かう方向だったのでそれほど混んではいなかったが、都心に近づくにつれて車の動きが悪くなった。その後連日地下鉄の運行が悪く、通常の駅の前の駅で降りて歩くといった通勤にも苦労したのを思い出す。地震の後、津波が襲い、福島原発事故につながった異様な事態をただテレビで傍観しているだけだった。海外から来ていた研究者は原発事故に関する情報を自国の情報網から得て早々に帰国するものも多かった。あとから聞いたところではかなり危ないという情報を得ていた知人は家族を地方に避難させていたらしい。今コロナの騒動を今までに経験のない事態だと思っていたが、あのときとは違う状況なのでそう思うのだが、危機という点では今以上の危機であったのは間違いない。喉元すぎれば、という感があるが、今でも故郷に戻れずにいる人々がいることも毎年報道されるし、廃炉も汚染水の処理ができないまま限界に近く溜まってきていることも問題になっている。原発もこういった事故が一度起こったときどうなるかを経験しても、相変わらず再開が議論、実施されているが、事故の経費をすべて電力会社が請け負っても、原発を動かしたいのだろうか。汚染水の処理も本来電力会社が考えるべきだろう。日本はあの経験から廃炉学など新たな学問を立ち上げられたのだろうか。後ろ向きの技術開発の印象が強く若い人に受けないかもしれないが、世界中で廃炉は問題になるし、同様の原発事故はまた起こる可能性は強い。新しい技術へチャレンジする若い研究者の出現を期待したい。

    | 日記 | 22:13 | comments(0) | - |
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