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蝉声中の坐禅
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    JUGEMテーマ:マインドフルネス

     

    最近タイの洞窟に閉じ込められた子どもたちが指導者がヴィッパサナ瞑想の経験があり、子どもたちに瞑想をさせて助けの来るのを待ったという話が注目されている。タイは上座部系仏教の国であり、よくある時期僧侶になってまた社会に戻るというようなことが普通な社会だと聞く。以前「独房で見つめた’自由’」<http://brainmind.snp.hippy.jp/?cid=7>で紹介したビルマでも同じように上座部系の仏教瞑想が行われている。これらの国のヴィッパサナ瞑想(観察瞑想)が危機的な状況にある人間の心の平安を維持するのに役立つのかもしれないが、日本などの大乗仏教系の禅瞑想も同様の効果がないとは特に言えない。ただ観察瞑想は呼吸、身体の観察を行うものであるので、ある意味導入が「簡易」であるのかもしれない。このあたりを検討をするが、より瞑想の「方法」「効果」を考えていく上で重要だろう。もちろんこういう効能を求める方法に関しては批判があるのは事実だが、効能を求める段階から求めることもなくなる次の段階といった進歩の可能性も考えてもいいだろう。ところで数日ぶりに興聖寺(上京区)の早朝坐禅にいったところ坐禅の場所が茶室前から方丈前に移動していた。ここは今早朝かなり蝉の声が騒がしい。がその音によってそれほど瞑想がいやな影響を受けるという感じではなく、むしろなにか落ち着く感じもあることに気づいた。これはなぜかと考えたとき、熱帯地方の民族音楽ケチャなどに見られるハイパーソニック・エフェクトがあるのではないかと感じた。ハイパーソニック・エフェクトに関しては以前祇園祭との関係でも書いた<http://brainmind.snp.hippy.jp/?eid=118&PHPSESSID=mah2toa732p8f9l9g5t1si0pb5>が、非可聴域に脳幹などに働きかける音がケチャや熱帯の自然音に存在するというものだ。ネットを調べてみると蝉を含む虫の音にもハイパーソニック・エフェクトはありそうだ<http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/070621_12.htm>。これから秋にかけて、背景に虫の音を聞くことはmeditationにとっては良いことのように思われる。ちなみにチャペルでパイプオルガンを聞きながら瞑想をするということもあるが、こちらは私の経験では音のズレなどが気になって、集中を削ぐのであまり良くないのではないかと思っている。まあ演奏者によっては熱帯の民族音楽的効果がある可能性は否定できないが。

    | 瞑想 | 16:07 | comments(0) | - |
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