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コロナ肺炎2
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    JUGEMテーマ:社会問題

     

    コロナ肺炎は前回も書いたように急速な拡大を見ているようだが、ネットで情報を得ようとしても必ずしも最新の情報が得られるわけではない。それでもこれまでの情報からいくつかの重要な情報が得られるだろう。まず明らかにしてもらいたいのは感染拡大が起こったと思われる屋形船についてどのぐらいの人数が何時間ぐらい一緒にいたのか、である。この段階での発症者は京都新聞の図を参考にすると屋形船の従業員であり、そこでタクシー運転手その他の感染を引き起こした可能性が強い。またこの従業員が感染したのは中国・湖北省からの旅行者であると想定すると、屋台船で2時間程度(東京の屋台船の宣伝を参考)同じ空間を共有するだけで、感染は起こりうると考えられる。これはダイヤモンド・プリンセス号でもある閉鎖空間に閉じ込めた「実験」が行われているわけで、何もしなかった段階から何らかの制限を加えた段階でどのような発症者の頻度に影響を与えているかも至急解析するべきであろう。今後ある程度の集団が集まるようなイベントをどうしていったらいいかを考えていく必要があるだろう。

    現段階では感染拡大は必須であろうから、日本が問われるのはどれだけこれを抑制できるかである。中国が行ったような武漢封鎖などは日本の現状では不可能であろうし、また和歌山にも感染者が出現したことを考慮すると、日本国内の移動制限は困難だろう。日本自体が現在は中国からの人が入るのを抑制しているわけだが、今後は日本人自体が海外に出ていくことが困難な状態にもなるだろう。武漢を含む湖北省の発症者数から想定すると、1万人クラスの発症者が日本に発生するのは1,2ヶ月以内であろう。重症患者が1000人クラスでも同時に発生した場合は医療施設に与える影響は大きい。感染を疑われた場合は自宅待機で様子を見て、重篤化した患者は病院で集中治療を得られるような体制を確立しなければならない。個人レベルでは手洗い、うがいは必要で、マスクは感染予防にはならないにせよ、発症者が飛沫を飛ばすのを抑えることにはなるであろうから、マスクが早く安く手に入るようにすべきだろう。NHKの日曜討論でも情報を迅速に得られるようにするといってはいるが、ここにいけばいろいろな(国際的なものも含め)情報にアクセスできるというようなハブ的なサイトを早めに作ってほしい。

    「ウィルスは生命なのか」という永田和宏教授の文章を今日の京都新聞でみた。生命の条件として1)膜によって外界と区別される、2)遺伝子を複製することによって子孫を残せる、3)自身でエネルギーを作ったり、必要な分子を合成、分解するなどの代謝活動をしている、と氏は考えている。この定義の1,2にはウィルスは合致するが3が合わない、という。これはなかなか面白い。プリオン病という病気があり、一時は「狂牛病(BSE)」などで一般にも知られるようになったが、これは感染因子は現在では蛋白質だけと考えられている。遺伝子ではないが複製することができ、2に相当する性質を持つ。以前は遅発性ウィルスが原因と考えられたりしており、なかなか生命は何かは難しい。

     

    | 日記 | 10:28 | comments(0) | - |
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