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コロナ肺炎3:クルーズ船
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    JUGEMテーマ:社会問題

     

    ダイアモンド・プリンセス号への乗員乗客封じ込めは日本国内への感染の波及の阻止には効果があっても、クルーズ内の感染の拡大に対しては何ら対応しておらず、海外からの批判を招くのも当然。そもそもどの程度の発症者が認められるのかが、毎日の報道で最近はわかるようにはなってきているが整理されて記載されないので、今ひとつ実態が明らかでない。そこで報道されているPCR診断の陽性者数を整理してみようと試みた(下表)。わかったことは2月17日現在で1723人分の検査を行っていること。これはクルーズ船に乗船していた約3700人の半数にも及ばないことである。また最近は一日あたりの検査数も増えているが、先週あたりは一日200検体ぐらいで、とても全員の検査には至らない状態であったようだ。検査数の毎回20−30%程度に陽性が認められている。無症状の人からも陽性が出ていることから、かならずしも症状のある人をチェックしているわけではなさそうだ。陰性だった人のその後の経過を見ているのだろうか。陽性と陰性の人の船内での状態はどう違うのだろうか。海外からの批判も浴びる封じ込めの「実験」をしてしまったのであるから、きちっとした解析をしてほしい。アメリカやカナダは国民を本国に移送する事になったようだが、各国に戻ったあとの陽性患者の発生率も比較検討されるべきだろう。

    Wikipediaに乗っていた情報では「2020年1月20日に横浜を出発するクルーズに参加し、1月25日に香港で下船した乗客が2019新型コロナウイルスに感染していることが判明した。当初2月4日横浜帰港の予定であったが、日程を早めて3日に横浜に戻り、2月4日に横浜港沖にて273名に再検疫を行った結果、10名に陽性反応があると判明、病院に収容された。2月5日の早朝まで船内での行動は制限されておらず、またショーなどのイベントも通常通り開催していた。2月5日早朝以降、症状が発生していない乗員・乗客合わせて約3,700人は14日間、船内で待機することとなった。乗客は基本的に船室待機で、2月6日より7階や15階のデッキ左舷側に1時間ほど交代で出られるようになった。」ということである。下表の2月9日分はそれまでのをまとめた数である。2月4日に273名調べて10名ということはランダムに調べたとすれば、その時点で135人の陽性者がいた可能性がある。現在までに1723人調べて454人陽性ということは1000人近くの陽性者がいる可能性があり、2週間で7−8倍に増えたことになる。中国本土の発症を見ると指数関数的に増えるので、現在の増加率は初期のものに近いのかもしれない。いずれにせよ、情報を早めに公開していくことを望みたい。

     

    | 日記 | 22:42 | comments(0) | - |
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